Jw-cadで紙飛行機をデザインするメリット

紙飛行機をデザインするとき、みなさんはどうしてますか?

ケント紙に直接書き込み、トレーシングペーパーで写しとる二宮康明氏のような人もいるでしょうし、CAD(図面を作図するソフト)を使う人もいるでしょう。

手書きは自由な線が引けるので、カッコイイ紙飛行機を作るのには良いのですが、それ以上にCAD、それもJw-cadを使うことには多くのメリットがあります。

Jw-cadを使うメリット

  • 無料
  • 複製できる
  • 重心・重量の計算ができる
  • 曲線が描ける

大学や会社で使われているCADは何万円、ヘタしたら何十万もします。紙飛行機をちょっと作ってみようというときに、いきなりそんなものは手が出ません。無料ということは、大きなメリットです。

また、手描きからJw-cadに変えたとき、最も感動したのは複製ができるということでした。プリンターとケント紙とパソコンがあれば、いくらでも同じものが作れるのです。ちょっとした紙飛行機工場といった感覚です。さらにデータは、ネット上に公開することで、誰かに作ってもらえるかもしれません。

Jw-cadは外部変形(拡張機能)が比較的充実しているので、重心・重量の計算も可能です。Jw-cadは操作方法が独特で慣れるまで大変なのですが、この外部変形のために使う価値はあります。

曲線を描く機能はどのCADソフトにもあるので、メリットというほどでもないですが、ベジェ曲線やスプライン曲線という機能を使うことで、マウスでも滑らかな曲線を描けます。

以上のような理由から自分はJw-cadを使っています。(もっと良いソフトとかあったら教えて下さい)
今後は自分の設計方法などを載せていこうと思います。

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↑ちなみに自分はこんな感じで描いてます

追記

DraftSightでも図心と面積計算ができるようですね…。DraftSightAutoCadと操作感が似ていますし(ショートカットコマンドがほぼ同じ)、機械系技術者を目指す高校生、大学生はDraftSightの方が良いかもしれない。